ジンヤLAB

心理学をベースにビジネススキルや、面白い実験を紹介します。

こんな時間管理してない? 時間管理にはコツがあった!

1.時間管理のカギは習慣にあり


 生活の中で、習慣に基づく行動が占める割合をご存知でしょうか?

ある統計によれば、1日の中で習慣による行動は8割というデータがあります

 すなわち、自分の意思決定による行動はたったの2割に過ぎません。

 

 つまり、時間管理をうまくこなすには仕事(意思決定による行動)を

中心に置くのではなく選択や食事などを時間管理の中心に置く方が賢い選択だと言えるでしょう。

 

 そして次に大事なのは習慣を見直すことです。

良い習慣をつけることが成功へとつながります。

 

 

2.生活を中心においた生活を心がけた方がいい理由

 

2-1習慣化が上手な人の特徴

 

 

 「疲れない脳を作る生活習慣」の著者の石川善樹さんの研究では、

習慣化が上手な人は「何かを終える時間を決めている」ということが発見されています。

 

何時に終わるかを具体的に決めることで、スケジュールにリズムが生まれます。

逆に、終わる時間を決めていない人はダラダラと作業を続けてしまいます。

 

2-2イチローのスケジュール管理法

 

 イチロー選手は、朝起きた瞬間にベッドの中で、

「今日は17時にトレーニングルームにいる」

というふうに決めるらしいです。

 

アスリートにとって大切な習慣を中心にスケジュールを埋めていくのです。

 

では、私たちではどのように応用できるでしょうか。

 

6:00 起床

 

7:00 朝食・身支度

 

8:00 出発

 

12:30 昼食

 

 

18:30 帰宅

 

23:00 就寝

 

このように、毎日行う習慣を具体的に組み込んでおきます。

そうすると、自分が使える時間がはっきりと把握できるようになります。

 

次の作業の開始時間が決まっていることで締め切り効果が働きます。

 

仕事は、完成するまでに与えられた時間に対し膨張する

というパーキンソンの法則に当てはまるように、タスクが膨張するのを防いでくれます。

 

 

3.まとめ

  • 習慣に基づく行動は8割
  • 仕事ではなく、生活習慣を中心に時間管理を行う
  • 締め切りを意識して行動をとる

 

 

今日から始めれることですので、ぜひおためしください。